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大晦日

今年ももう大晦日ですね。
今年一年、お世話になりました。
皆さんも同じだと思いますが、この一年は私にとっても特別な年でした。
悲しみ、不安、怒り、諦め。あらゆる負の感情が噴出した一年。
助け合いの精神や、人との絆の大切さも感じられましたが、
これから先の子供の将来や自分の老後を考えると、心が重くなります。

そんな中、年末から友達の紹介でバイトを始めました。
会社の主な業務は、個人的なアルバムや画集を作ること。
製本まで手作業で行っています。
私の仕事は、その時に使用する画像をコンピューターで調整すること。
先日はアルバムに使うカットの色調整。
小さなカットでも一枚一枚調整するとのことです。
他の方は、絵画の色調整をしていましたが、色みがなかなか合わずに、
何日も苦労して直されていました。
特に画集では、色を忠実に再現したいと、なかなかOKが出ないようです。
絵の色調整は、はまってしまったら本当に大変そうですが、
少しでも良いものを作って、お客さんが喜ばせたいという社長の姿勢に、
感動してしまいました。
私がバイトを始めたのは、お金のことを考えずに作品を作りたいから。
売れるかどうかなんて考えずに、作りたいものを作りたいし、
家計の助けもしなきゃなりません。。
バイト代もちゃんと頂戴するし、慈善事業ではないけれど、
人に喜んでもらう仕事というのは、理想的です。
週3日、1日3時間くらいしか出来ないと思いますが、集中して頑張ります。
もちろん、作品も頑張ります。

来年は希望が見える年であります様に。世界が平和でありますように。
それでは、良いお年をお迎え下さい。
by kinsunago | 2011-12-31 04:41 | 日常 | Comments(0)

横尾忠則氏の公開制作

12月、府中市美術館で横尾忠則さんの公開制作を拝見してきました。
4回の公開のうち、3回見てきました。
近年のモチーフの一つである、三叉路の絵でした。
3回も行ったのは、昔から横尾氏の作品やエッセーが好きでしたし、
なんといっても、自転車で行かれる距離だったから。
最初の1回目は小さな制作室で、しかも遅れて行ってしまったので、
人の頭越しに見ることになってしまい、お話も聞こえず。
その辺をブラブラしつつ不真面目な見学の仕方になってしまいましたが、
気迫ある筆のタッチ、微かにもれ聞こえるお話だけでも満足。
そして、2回目。
大きな会場に移り、沢山の見学者が座って、近くで見ることが出来ました。
今度は横尾さん、環境が変わって直ぐに制作に移れないとのことで、
お話を沢山してくださいました。
このお話が、すごく面白かった!
ご自身で撮影された、三叉路の写真集の苦労話、
極最近の暗い色調の絵に込めた挑戦。
暗い色調の絵では、見えるものを、見えなくなる一歩手前の状態で表現したいそう。
今一番なりたいものは猫、暗闇でも見えるようになりたいそうです。
絵の印象から、エキセントリックな方だと思っていましたが、
穏やかで、とても優しそう。
ユーモアと飄々とした佇まいが素敵で、よりファンになってしまいました。
そんなお話を聞いてから、その後の制作を見学すると、面白さが倍増。
くっきりと描かれた絵に、暗闇が浸食してくる様にドキドキしました。
最後の日は横尾さん、制作が乗りに乗っている感じ。
殆どトークもなく、私が行かれなかった日に描かれた作品の続きを描かれていました。
取り付かれたように描いている時と、冷静に効果を考えながら描いている時が、
揺らぎながら現れている気がしました。
私は最後まで見られなかったのですが、絵はまだ完成しなかったようで、
年明けの4日にまた府中に来てくれるそうです。行きた〜い!
by kinsunago | 2011-12-29 17:48 | Comments(0)