混合技法

珍しく連投です。
私は、最近は専ら混合技法で絵を描いております。
混合技法…色々な画材を混合させた技法の総称なのでしょうが、
一般的には油絵具とテンペラを使った技法のことを言います。
私はテンペラの代わりに油絵具と併用できる水彩絵具アキーラを使用しております。
アキーラは大変不透明な絵具で、テンペラに近い効果を出すことができます。
混合技法の師匠、建石修志氏のご指導での手順と画材で描いております。
イメージを表現するのに必死で、まだ独自の技法を研究するところまでは到っておりません。

まず、普通の油絵具の技法でいう「おつゆ描き」の部分で主にアキーラを使用します。
使用するのは白のみで、レッドオキサイドの下地に明るい部分をハッチングで描きます。
アキーラの主な出番はここで終了。あとはポイント的にハイライト部分での使用となります。
その後は、画面に刷毛目や絵具の厚みが出ないよう油絵具を薄く伸しながら描写していきます。
不透明色、透明色を使い分け、乾燥させながら何度も塗り重ね、奥行きや深みを出して行きます。
そんな方法なので、かなり時間がかかってしまうのですが、
所謂伝統的な古典技法を基にした方法で、大きなひび割れや剥離の心配ない
絵具の理にかなった方法なんだそうです。(師匠の受売りです)
これが、何百年経った時には表面には自然と細か〜い亀裂が入り、
アンティークな雰囲気を醸し出してくれるらしいです。
そんなに長く自分の絵が残ってくれたら嬉しいですね。
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by kinsunago | 2012-02-20 11:52 | Comments(0)